「3つの視展 3 Perspective」
(上野の森美術館ギャラリー/2014.4.15-19)
・出品者と出品作品紹介(敬称略)
クリスピエール・ラビュッシ/【ChrisPierre Labusch WEBサイト】
武田律子/【Ritsuko TAKEDA facebook】
岩波昭彦/Akihiko Iwanami
・会場風景
・展覧会概要
会場:上野の森美術館ギャラリー
会期:2014年4月15日(火)~19日(土)
時間:10:00~17:00(最終日は14:30まで)会期中無休
入場料:無料
「3つの視展」は上野の森美術館大賞展受賞者を含めた日本とスイスの作家三人による展覧会です。
1966年長野県生まれの岩波昭彦は多摩美術大学で日本画を学び、1993年の第11回上野の森美術館大賞展佳作賞(ニッポン放送賞)受賞を機に、より本格的な制作に取り組み、「都市の肖像」シリーズなど新しい日本画の世界を追求、海外でも意欲的な発表を続けています。
スイスを拠点に活動を続けるクリス・ピエール・ラビュッシはクリストラル・ランドール(1964年生まれ)とピーター・ブーシレン(1962年生まれ)の二人の名前を組み合わせたユニット名で、主に鉄を素材に人物とその周囲の空間をベースとした立体を制作、ドイツ語圏やニューヨークを中心に重厚かつハプニングを取り入れた作品が好評を博しています。
1969年生まれの武田律子は1996年に東京藝術大学大学院(版画専攻)修士課程修了、同年、現代日本美術展にて横浜美術館賞を受賞、シルクスクリーンによる明快で平面的な画面に現れる虚構の空間を追求した「旋」「在」シリーズなどを発表、クラクフ国際版画トリエンナーレ、バンコク国際版画・素描トリエンナーレなど海外でも精力的に活動しています。
日本画、版画、金属造形の分野で、それぞれが伝統的な技法を駆使し、新たな表現領域を広げる作品群を多くの皆さまにご高覧賜りましたら幸いでございます。
ー 岩波昭彦 展示作品 ー
6 Colors #1~#6/雲肌麻紙 157.0X50.0cm(6枚組)
岩絵の具・プラチナ箔・金箔・銀箔・錫箔・胡粉・墨/2014年制作
湖国旭日(平成・諏訪大社三題)/六曲屏風一隻 170.0X360.0cm
岩絵の具・プラチナ箔・金箔・金泥・胡粉・墨/2014年制作
クライスラー・ビル/雲肌麻紙 116.7X72.7cm(50M)
岩絵の具・プラチナ泥・螺鈿粉・胡粉・墨/2014年制作