松下俊 MATSUSHITA Shun
第1回展 「煌紅」53.0×33.3cm/10M号
作家コメント:
バラは、近くの公園を散策中に見つけた原種に近いロサ・ガリカだったと思います。今では園芸種の豪華なバラが人気ですが、このバラのようにシンプルで古風な美しさに惹かれました。
カラスアゲハは、名前のイメージ通りカラスの羽のように黒っぽい翅を持つアゲハチョウ科の蝶です。黒い翅は一見、地味に見えますが、光の角度によって宝石のように青緑色に輝く鱗粉を一面につけていて、とても美しい蝶です。
バラとこの蝶の共演は、実は珍しいことらしいのですが、かぐわしい香りに誘われて、つい迷い込んでしまった蝶の気分を想像しながら描きました。
作家略歴:
>>>blanc展